DT-03のボールデフの件、メンテが面倒であることと、六角レンチの締め込み口がバカになったと勘違いしたせいもあって今回、状況確認したあとは廃棄する予定でおりました。
正直、ギヤデフの方が安定して性能がでるし、ハイパワーモータとか入れる予定もないし、DT-03はTT-02Bほどギヤ周りが弱くもない。
って言うか、二駆でブラシレス10.5Tとか使えるほど腕がないっす。
と言うこともあって・・・・。
わざわざ面倒なボールデフとか要らんって思ってたわけです。
硬さの異なる複数のギヤデフを用意しておき、コースに合わせてギヤデフを交換する。
先日の日光無線サーキットではTT-02Bで実際にこれやりました。
DT-03でもギヤデフ複数用意してサーキットで交換って思ってたわけです。
ただ、昨日、久しぶりにDT-03のボールデフにアクセスして気付きました。
DT-03ってデフの交換が非常に面倒臭いんですよ。
TT-02Bの比じゃないっす。
デフを交換しようと思ったら・・・。
先ずはシャシーからギヤボックスを外すのにミリネジ6カ所。
さらにダンパーステーを固定するパーツをギヤボックスから外すのに4カ所のミリネジを外す。
さらにデフケケースを開くには4カ所のミリネジを外す必要がある
早い話、TT-02Bだと、フロントで4カ所、リアでも8カ所のネジを外せばデフギヤにアクセスできますが、DT-03だったら14カ所のミリネジを外す必要がある。
TT-02Bのリアの8カ所ですら正直面倒臭くってサーキットで開けたりしてません。(フロントはOK)
しかも、ギヤボックスってシャシーにがっちり取り付けたいじゃないですか?
ドライブシャフトに接続しててタイヤ駆動させてるとこですから。
動かしたくない。
頻繁に取り外しとかしたくないんですよ。
面倒って事も問題ですが、ここも大きな問題。
そういう理由もあってボールデフに切り替えたって事をすっかり忘れてましたわ。
ギヤボックスをシャシーから取り外したところ。ここまでにネジ6カ所外す。さらに四カ所のネジを外してダンパーステーを固定するパーツも取り外す。その後、さらに4カ所のネジを外してギヤボックスが二つに割る。合計:14カ所のネジを外してようやくデフギヤにアクセスできました。
作業スペースも必要だし、正直、サーキットで頻繁にデフギヤ交換とか出来るレベルじゃないんですよ、私だと。
しかも強い負荷が掛かるギヤボックスとシャシーを固定する6カ所のミリネジとか頻繁に締めたり、外したりするとか問題外。
って考えるとやっぱりボールデフ選ぶしか道はないんですな。
DT-03は・・・・。
ということで、「ボールデフ捨てて、ギヤデフ」って言うのはやっぱり中止。
「DT-03は今後もボールデフで行きます!!」
ただ、ボールを挟み込むプレッシャープレートの平面出し研磨とかはもうしません !!
前回これやったにも関わらず、今回、ボールデフ割ってプレートみたらこれ・・・・・。
プレートはボールが削った溝だらけ・・・・。
溝が出来てるのはいいんですよ。
上記の画像だと、右側プレートは平均的に溝が出来てますが、左側は「なんだこれ?」状態。
プレートがボールに対して適切にあたってないから、溝の深さが大きくことなってる。
左右のハウジングの中央を走るシャフトをレンチで締め込みボール面にプレートを押しつけるわけですが、奧のハウジングがボール面に対して適切に押し切れていない・・・。
奥側プレートがぶれて回転しているって事ですよ。
シャフトを通すねじ切りの精度の問題か?
言葉にすると難しいのですが、こうなると左右のタイヤの回転差を吸収する時に同じトルクでタイヤが回せない・・・・。
手でタイヤ回すとはっきりとわかるはず。
タイヤが軽くなったり重くなったりするんですな。
まあ、こんなもんなんですかね?
組み立てでどこか注意すれば少しは改善するのかな?