タミヤDT-03とTT-02Bの比較インプレション(素人)
2017年 08月 19日
最初の1台目にタミヤの入門バギー、二駆のDT-03と四駆のTT-02Bのどちらを買おう?
軽快でシンプルな造りの二駆?
其れとも走行性能重視で四駆か?
お子さんへのプレゼントだったら最初はやっぱり・・。
迷ってる方もいらっしゃるかと・・。
どちらもタミヤの入門バギー。
しかし、使って見ると結構違う・・
話が長くなってしまい、誰も読んでくれないと思われるので最初に結論申し上げます。
運用が楽だけど操縦が難しい二駆のDT-03と、運用は大変だけど操縦が楽な四駆のTT-02B。
で、どちらを購入すべきなのか?
運用に大人のサポートが期待できるならTT-02B, 子供だけで遊ばせるならDT-03。
予算で選ぶなら、もう迷わずDT-03。
その理由は下にだらだらと述べているので興味ある人は読んでみてください。
この二台で迷われている方に少しでもご参考になればと思って比較インプレ書いてみます。

TT-02Bに関しては私が購入したのはTT-02B MSですが、素のTT-02Bに誰でも買えるオプション追加しただけ。
唯一の専用装備がピンクのホイールだけって言うどうでもイイ話なわけでこれからのインプレッションはTT-02Bのモノと思って頂いて結構。
インプレって言ってもラジコンカー始めたのが今年から。
再復帰組と言っても三十五年間のブランクがあり、走らせたら9歳の息子と競り合ってしまうほどのド下手ぶり。
と言う事でエキスパートの視点から述べられたインプレッションじゃない。
素人目線でのインプレッションだって言うことは最初に含み置き下さい。
先ずはTT-02Bから。
TT-02Bって元は2013年5月に発売されたオンロード車のTT-02の派生型。
現状、タミヤの四駆バギーとしては最新のモデル。
同年7月にオフロード車としてTT-02 の一部パーツを変更して発売。
タミヤのラインナップってビギナークラス、ミドルクラス、ハイエンドの三段階に別れてる。
TT-02Bはビギナー向けの入門車、ビギナー向けの大前提としてはお求めやすい低価格、そして小学生でも説明書みて組み立て可能な作りやすさが最優先。
他にはシャフト駆動の四駆であるって事が特徴かな。
元々がオンロードとシャシー共用でバギー専用設計じゃない。
各所の取り付け精度も甘くコンペティションなマシンじゃないのですがタミヤグランプリにお子さんと出場したいとか思ったなら、現状、ジュニアバギークラスは参加可能なマシンがDT-03かTT-02Bの二択しか選択肢はありません(そう言うレギュレーション。DF-03は何故か不可)。
ミドルクラスのバギー買ってもお子さんが出れるタミヤグランプリは有りません、^_^
タミヤ・ラインナップの初心者向けの入門機という位置付けですが、オンロードのTT-02 ツーリングも含めてTT-02Bもタミグラ、ジュニアクラスのメインを張っている。
メインどころかセンター?
主役です!
それにも関わらず正直、素のままではタミグラに出るのさえを危ぶまれるほどのPOORなコンディションに驚愕。笑笑
何がダメってまずは使用している各パーツの樹脂の柔さ。
パーツ毎に樹脂も変えたりしてますが何れも柔らかいってのは一緒。
そして、一部は柔らか過ぎ・・。
がっちりシャシーに接合しなきゃならんダンパーマウントがちょっとの走行でグラグラ。
原因はシャシーの樹脂が柔らかいせいでダンパーマウントを固定している三か所のビスのメス穴が何度かビスを増し締めしただけでバカになる。
直ぐに使用不能ですわ。

リアのダンパーマウントを固定するメス穴のタップを切ってます。
オプションはそれなりに充実してますが、肝心要のシャシーが柔柔でメンテで何度かタッピングビスを付けたり外したりするだけでネジ穴がユルユル。
オプションでFRPやカーボンのダンパーマウントに変更しても肝心の取り付け箇所がこんなですからでオプションに変更する意味がまるでない・・。
対策としてはタッピングビスやめてメス穴を瞬着で埋め、その後タップを切ってミリビスで止め直すって言う面倒な改造(小学生じゃ無理だろ!?)が必須。
って言うか、最初からタッピングしとか使わずにミリネジ使った方が後々メンテがずっと楽。
XBなんか買っちゃいかんって事ですな。
と言うわけで、入門車ですがまともに走らせようと思ったら結構大変。
各所の補強の為のオプションパーツを購入することになるのですが、タイヤもふくめて最低2万円以上は掛かるって思って間違い無いです。
運用に手間も金も掛かるって事です。
この柔らかいシャシーのせいでセッティング詰めても走行中の衝突で容易にそのセッティングが狂ってしまう。
直ぐに真っ直ぐ走らない様になっちゃう・・。
(もしかしてサーボの位置がずれる??)
思った以上に神経質。
しかもバンパーが短いせいもあってフロントダンパーが剥き出し。
結果としてフロントを強打した時にダンパーからモロに打つかるケースが多くダンパーが破損しやすい。
ダンパーって比較的デリケートなパーツなので直接ぶつけたりしたく無いところなんですが・・。
TT-02Bはフロント・ダンパーが前方に剥き出し・・。

まあ、「ラジコンカーってぶつけたらいかんよ!」
って事や
「持ち運びも含めて神経質な取り扱いが必要だよ」
って事を早めに学習しろっていうタミヤなりの配慮なのかも。
で、次はDT-03。
TT-02 の一年後に発売される同じ入門車である二駆のDT-03の方が樹脂の柔らかさの点ではずっとマシ。
DT-03でダンパーマウントがグラつくとかいういう話にはならんし、走行中に一度や2度の衝突でセッティングが狂うって事も無い。
オプション購入もTT-02Bよりずっと少額で済むかな?
カーボン製のフロントダンパーマウントに変更するとかいくつかのオプションの投入は必須ですがDT-03はTT-02Bに比べてずっとタフですね。
フロントダンパーもバンパー短いってのは一緒ですがロアアームとアッパーアームに守られてTT-02Bほどダンパー絡みのトラブル無いです(アッパーアームをターンバックルに替えるとトラブル多発 only by初心者)。

DT-03のフロントダンパー周辺
DT-03はTT-02の一年後に発売されたマシン。
二駆と四駆を含めたタミヤのバギーの中では最新のモデルです。
TT-02で評判悪かったせいか?
シャシーの樹脂の柔らかさの問題は改善されてます、
二駆なのでパーツ数が四駆に比べて少ないからってのも幸いしてるのかな?
アライメントやステア周辺のセッティングもDT-03はTT-02Bより扱いが神経質じゃないです。
TT-02Bは初心者が組むと大抵は真っ直ぐに走ってくれませんが、DT-03は誰が組んでも真っ直ぐに走るんじゃないかな?
サーボの位置がシャシーの真ん中でタイロッドからアクスルへの接続がシンプル、かオプション追加でサーボががっちり固定出来るっていうせいもあるのかな?
まあ、ホイールベースも長いしね。
直進性は悪くない。
個人的には真っ直ぐ走らないマシンはだめですね、何やっても。
TT-02Bはバッテリーをシャシーの左側に置くっていう関係上容量が大きくて重い水素ニッケルバッテリーなんか置くと左に流れていきますがこの場合は右側に釣りなんかに使う板重りなんかで左右の重量バランスの調整して下さい。
DT-03は左右のタイロッドの長さが同じでサーボのセンターが出ていれば真っ直ぐ走らないって事は無いです。

DT-03のサーボを固定するアルミオプション。
TT-02 Bはステアがワイパー式?
DT-03より部品点数が多いからそれだけ狂う要素も多いんですよね。
サーボ固定も甘々なので他車のオプションとアルミマウントプレートと言うサーボ固定のオプションが必須でステアと定番のハイトルクサーボセイバー、専用サーボホーン等、ステアとサーボ関連のオプションだけで7-8千円もします。
高価なオプションの大量投入で多少は良くなってるのかな?
初心者向けとなってるTT-02Bですが気になるとこ補強しだすと結構お金がかかり出す。
逆にDT-03はオプション投入ってタミヤ製のどのマシンにも投入必須のハイトルクサーボセイバーにカーボン製のダンパーステー以外は無いんじゃないかな?
TT-02Bに比べたら圧倒的に金が掛からない。
タイヤだってフロントは四駆に比べると安いし。


セッティングも楽です。
例えば、ステアを中立の状態にして20メートルを真っ直ぐに走る。
TT-02Bだと難しいかなw
最小は真っ直ぐに走っても、直ぐに真っ直ぐ走らなくなる。
小学生低学年とかだとセッティング狂っても自分で原因が分からないんですよね。
「あれ? あれ?」
ってプロポのトリム調整するのが関の山。
激しくヒットさせた後のTT-02Bなんかだと大抵の場合はトリム調整くらいでまともに走るようにはならんです。
小さい子だと、これで嫌になっちゃうんじゃないかな?
そう言う意味でTT-02Bは入門車とは言え決して簡単なマシンではないです。
ある程度仕組みが分かってる大人がサポート出来ないと本来の性能が引き出せない。
子供だけに任せておくと
「こんなもんか?」
って直ぐに飽きちゃうんじゃないかな?
そういう意味でも初心者だったら運用が楽なDT-03をお勧めします。
運用が大変なTT-02B。
メリットもあります。
「四駆だから低ミュー路面に強い」って言う自明な事以外にもTT-02BにはDT-03と比べて良いところも有ります。
重心の低さと重量物がシャシーの真ん中に集中するシャシーの重量バランスの良さ。
DT-03は後部車軸の後ろに重量の重いモーター積んでるし、サーボだってフロント車軸に近い位置にある。
マスの集中が甘いんですな。
特に車軸の後ろにモーターってのは問題でしょう。
リア駆動なので加速時にはトラクション掛かって蹴り出しは速いですがリアタイヤのグリップ限界超えた時の挙動変化は大きく、かつ突然来るので限界点が掴みにくいし、其処から立て直すのも難しい。
融通が効かないんですよ・・。
タミグラのジュニアバギークラス出るならDT-03よりTT-02Bがお奨め。
理由はフロントが重いのと、四輪駆動なのでド突気合いに強いから。
フロントが軽い二駆のDT-03は四駆のTT-02Bにぶつけられると吹っ飛んじゃうですなw。
お子さん達は下手な子ほど容赦なくぶつけてくるので、スタート直後の第一コーナーの肉弾戦を生き残るにはTT-02Bが圧倒的に有利であると申し伝えておきますw。
で、DT-03の話。
公園なんかの乾いて砂が浮きまくったフラットダート。
小学校のグラウンドみたいなもんですな。
低ミュー路面の典型ですがこう言うトコだとDT-03を思い通りに走らせるのは非常に難しいのですよ。
速いモーターに変えてたり、バッテリーをリポ使ってたりして特にパワーが有ればあるほど難儀します。
タイヤもデュアルブロックKは言うに及ばずスクエアスパイクタイヤ履いてようがリアがブレイクしまくって中々前に進められない。
ちょっとスロットル握ると直ぐにスピンモードに突入。
で、フロントが軽いからどアンダーでひたすら曲がらないし・・。
これってフロントにスクエアスパイク履けばアンダー殺せるって言う人もいますが、アンダー殺せてもリアがブレイクした時にスピンモードにより入り易くなるし其処からの立ち直りもより難しくなる。
持ってる人は試してみてください。
一長一短です。
いずれにせよ後輪駆動でリアがグリップしないなら話になりません。
雪上走らせてるのと大差無し。
もう、諦めた方が良いかと・・。
早い話がDT-03は「乾いて砂が浮いてる様な公園のフラットダートは走らせちゃダメ!」って事だと私は思ってますが。

公園のフラットダートでスピンモードに入るDT-03
でも、公園のフラットダートってお子さん達には主要なシチュエーションって事になるのかな?
DT-03は一番苦手なトコですよ。笑笑
こう言う路面だと四駆のTT-02Bが圧倒的に有利で走らせても楽しい。
それぞれのレイアウトの特徴をみてみます。

最後部、車軸より後部にモーターがある。
DT-03とTT-02B、二台のマシンをシャシーの中心部を手の平に乗せ、軽く掴み、マシンを前後左右に傾けたり、軽く振ってみたりしてみましょう。
そうするとよく分かる。

TT-02Bの方がDT-03より重量バランスは明らかに良いです。
レース中のボディーがぶつかり合う肉弾戦やジャンプの着地なんかだとボディーバランスの良いTT-02BがDT-03より有利。
こうやって見るとどちらも一長一短なんですかね?
でも、面倒くさがり家さんがTT-02B選んじゃうと直ぐに真っ直ぐ走らない様になって嫌になるか、飽きちゃいますよ。
そう言う人は迷わずDT-03。
オプション投入が少なくて済むから、出来るだけお金掛けたくないっていう人にもDT-03。
走行毎のメンテナンスの手間を厭わず、オプション大量投入のお金も有る人なら路面を選ばない、走行性能重視のTT-02Bですね。
でも初心者や小さなお子さんだったら運用が楽なDT-03がやっぱり良いかな。
【XBはやめてキットを買おう】
これからラジコンカー、最初の一台買おうと思って思っていらっしゃる方。
自分で直せないと続かない趣味と思って間違い無いです。
だったら、完成品のXB買っても壊れたり、調子が悪くなったら直さないといかん、カスタマーサービスなんかに一々持ち込みとか出来ないってなると結局は自分で直すしかない。

