「キザシ」がTFSI + DSGを積んで再登場 ?
2011年 01月 24日
スズキの唯一のDセグメントセダン、日本では売ってるけど走ってるところは誰もみたことがない「キザシ」に関するニュースです。
ドイツ勢にほぼ独占されているといっても過言ではない欧州のDセグメントセダンマーケットでスズキが一発逆転を狙って投入した入魂の一撃らしいのですが日本では知名度は皆無に近いのではないでしょうか? 欧州で売れているという話もまったく聞きませんし、私は走っている実車すら未だ見たことがありません。
ところでそのスズキのマニアック、Dセグメントセダンの「キザシ」がなんとVWのエンジンを積んで再登場というニュースです。 日本売れてるのはプリウスに代表されるハイブリッドもしくはBセグメントのコンパクトハッチバッグ一辺倒ですが、高速走行でアドバンテージが低いハイブリッドよりもヨーロッパではVWに代表されるエンジン排気量のダウンサイジング+ロープレッシャーターボが隆盛を極めているわけで実際最近のドイツ車なんかは皆、これになりつつあります。
排気量のダウンサイジング、気筒数の減少+過給がトレンドらしくてベンツのEクラスまでが4気筒モデルになったりしております。
欧州のトレンドは別にどうでも良いとしてもVWの小排気量+ロープレッシャーターボはなかなか魅力的なエンジンがおおく低速で粘り、実燃費が良くカタログデータ重視の日本車のエンジンとは異なり実際に乗って乗りやすいという美点を兼ね備えております。
スズキの「キザシ」がこのVWのエンジンとDSGを備えて日本で発売されたら ?
これは売れるでしょう。
すくなくともマークXなんかでは勝負にならんでしょう。
割高感は否めないVWですから、スズキが軽の製造でつちかった低コスト製造技術で「キザシ」2.0TFSI,7速DSG、4motionを300万円で発売なんかした日にはもう涙もんですな。
FFで、270万円でもOKです。
日本ではブランド力のないスズキですが、同じエンジン、ミッションを積むVWやアウディと200万円も価格差あればこれは十分に太刀打ちできるでしょう。
これは面白い。
是非、実現してもらいたいもんです。