神之川キャンプ場に行ってきました。
2010年 11月 05日
常設釣り場が併設の所謂高規格サイトです。
お風呂、炊事場完備です。
裏丹沢? にある神之川キャンプ場です。


妻がその日は出勤日ということもあったのでまた、息子と二人のデイキャンプです。
前もって決まっていた訳じゃなくて当日の朝、土日祝祭日の日課である子供と公園行脚の一環で今日はどこにいこう? と考え思いつきで決めました。
前日、息子が夜遅くまで寝ないで騒いでいたこともあって自然に目覚めるまで出発を見合わせていたらなんと10時半出発となってしまいました。

うちから、神之川キャンプ場までのルートは稲城ICから中央道を通り相模ICでおりて下道を30分というルートと、川崎ICから東名高速経由で厚木ICから90分と二つのルートがあります。
魔が差して東名経由のルートを選んでしまいました。 休日は10時過ぎると東名もR246も下りは激混みなんですよ。 分かっているつもりでしたがやってしまいました。
あんのじょう、川崎ICから東名に乗り道路情報をラジオで聞くと町田IC近辺を先頭に青葉IC手前まで10kmの渋滞、厚木ICまで50分と放送しております。 実際、青葉ICのかなり手前からもう思いっきり渋滞です。 うんざりしました。
さらに判断を誤り、青葉ICで降りてR246経由で厚木に向かおうとしました。 東名が込んでいるときはR246はそれいじょうに込んでいるという鉄則を思わず失念してました。 もちろん、R246の箱根方面も東名以上の激混みです。
こういった私のミスを指摘して文句言う妻もいないし、息子はまだ二歳4ヶ月で場所はどこでも良いはずなので途中で引き返そうかなとも思ったのですが、結局帰るタイミングを考えているうちに厚木に到着、そこからは比較的スムーズに流れたのでそのまま目的地まで行ってしまいました。
結局、10時半に出発して神之川キャンプ場に着いたのは1時ちょっと前です。 2時間半近く掛かりました。
神之川キャンプ場は神之川沿いに伸びた長細いキャンプ場です。 入り口付近にキャンプの受付が有り、お風呂、レンタル品などを貸し出す事務所棟があります。 キャンプ場は事務所棟から川の上流に沿って伸びており、一番上流は放流したマスやイワナ・ヤマメを釣る常設釣り場となっております。
その日は休日で天気も良かったにも関わらずキャンパーは事務所棟に近いところに固まってBBQです。 テントやタープを設営している人はほとんど無く皆さん日帰りでしょうか ? 奥手の上流側のキャンプサイトはもうほとんどだれもいません。
受付の人が言うにはこの時期は土日だろうと使用率が60%を超える事はないとの事ですが、夏休みなどは満員になるくらいに混んでしまうとのことです。
このキャンプ場はテントサイトが事務所に近い、一番下流(釣りもできる。)、中流(水遊び可能)、上流(川無し)の三つに分かれるのですが、私は一番奥の川無しを選びました。 だたっぴろいサイトにお客は私ともう一組だけです。
到着が1時ということもあり、今回はタープも設営せずロールテーブルを広げてチェアを二脚だして息子とコンビニで買ったおにぎりを食べた後その辺をぶらぶら散策しました。

しかし、このキャンプ場さすがに山の上にありますので寒いです。
下界と2-3度は異なるんじゃないでしょうか ?
風は特に無かったのですが外で飯喰ってると寒いです。
日が差している時はそれほど寒さは感じませんが、雲でかげった時、また、太陽が低くなり山の陰になる3時半以降はけっこう寒いです。
特に上流のサイトは山の位置のせいで下流のサイトより早い時間に日陰になるのでご注意ください。 お客がいないせいもあり都会では経験できないほどのちょっと異常な静けさです。
そのせいか余計に寒さが身にしみます。
空気もなんか都会とは違うような気がしますし、神之川の水は大変に綺麗で近くによってみると透き通って川底の石が小さいのまではっきりと見えます。

サイトの地面が砂利なのが気に入りません(芝生が好きだから。)が、それ以外の環境は申し分ないような気がします。
他と比べていないので断言はできませんが、個人的には十分に自然がたくさん感じられ魅力的な環境です。 常設釣り場ですが雰囲気のよい釣り場もあります。
釣った魚をたき火で焼いて河原で食べている人がいました。 こういうのも楽しそうです。
散歩ついでに渓流釣りしている人を見たり、展望台に上ってみたり、大きな岩場を上ってみたりと息子もそれなりに物珍しかったのか「帰りたい」とも言わず、なんだか良く分からないリンゴを小さくした木の実を集め始めたりして楽しそうでした。
こういう寒い時期にキャンプする装備が足りなかったので1時に入場、4時には撤収しましたが、自然に近づけて良かったと思いました。
完全に管理された自然といった趣ですが、うちの近所にはなかなかここまでの自然は無いですし親も子供も「自然に近づけた」という気になって中々気分は良かったです。
ただ、キャンプサイトの地面を見ると黄色と白のまだら模様のロープで各サイトが細かくしきってありまるで駐車場の様です。
各サイトは決して広くはありませんし、サイトごとの目隠しも最低限というかまったく無いところが大半です。
狭さに関しては車停めてテント・タープ張ったらもう一杯ではないでしょうか ?
夏の休日になるとこの仕切られたスペースが全てキャンパーで埋まるということですが、それを想像したら、もうなんか難民キャンプですか ?という感じです。
とても、金払ってキャンプする気にはなれません。
隣の声は筒抜け、子供はサイト割を気にせず走りまくる。
まるで時代劇でみる江戸の貧乏長屋での生活状態です。
そこには「優雅にキャンプ」に近いイメージは想像もつきません。
なんというか、安い居酒屋の座敷状態? ついたての向こう側には別の客がいて騒いでいる。
こちらも宴会しているのなら、隣の宴会も気になりませんが、万が一家族で静かに食事してるなら、隣に宴会目的の人が来て酒飲んで大声で話したり大騒ぎされたらたまりませんな。
っていうか、家族で静かに食事したい時にそんな居酒屋に誰も行きませんな。
最初から静かなレストランとかに行くでしょ ?

日本のオートキャンプは歴史がまだ浅いせいかその点でまだ成熟していませんね。
とはいっても、外国のオートキャンプ事情は全く知りませんが、 居酒屋で宴会したいお客さんとレストランで静かに食事したいお客さんを一緒のホールに入れちゃうのは無理があると思いますよ。
オートキャンプの経営者もこの点はきちんとしないと今後、お客さんは増えないと思います。 流行で一時的に増えたりなんてことはあるかもしれませんが、リピーターが増えて継続的に成長するなんてことはないと断言してもいいです。
上記の様な理由から個人的には少なくとも夏の繁忙期に区画サイトのオートキャンプ場なんて行く気になりません。
客層で分けるのが難しいなら、会員制にして人数も制限して会費取って運営するなり、会員資格を与える際に趣旨をきちんと説明して理解できる人のみ会員資格を与えるなりするとか何かしないと・・・。 ゴルフ場みたいに最初から人数を決めて会員権販売するとかね。
千葉だの茨城だのにある潰れかかってるゴルフ場安く買い取って会員制キャンプ場にしちゃえばいいと思いますよ。 ゴルフほど金は取れないかもしれませんが初期投資小さければなんとか運営可能なくらいは会員と金は集まるんじゃないですか ?
キャンプ場って本来、資本が小さいところが多いんでしょうね。 そんな悠長な事言ってられない、目先の経営が大事というところなんでしょう。
キャンプ場内の注意書きで、「夜10時以降は消灯して静かにしてください。
マナー守れない人は退場してもらいます。」という注意書きが炊事場に大きく書いてありましたがマナー遵守に対する意識も人それぞれ違いますし、どだいキャンプのマナーという言葉が指す意味自体が抽象的・かつ曖昧です。
学校できちんと教わった事もないし、皆さんそれぞれ違っていて自分の経験則で判断されている方が大半なのではないでしょうか ?
そういうわけで、あんなにサイトが隣接していたら隣近所通し互いにマナーを遵守しているつもりでも意識の差から当然「あれっ?」て思うこと、さらには不愉快に感じる事もでてくるわけで知っている人ならいざしらず、まったく知らない人同士がいつもうまくやっていけるとは限らないわけです。
どだい、家族連れキャンパーと学生の同士の友人キャンパーを隣同士にするなんて言うこと自体に無理があるわけで、互いに悪気は無くても相手を不愉快させたり、逆に自分が不愉快に感じる事は多々あるわけです。
テントもタープも一度設置すると簡単には移動できませんから、隣にちょっと嫌だななんていう人が来た時、受付に行って場所替えてもらうなんてことも面倒だし、実際に中々できないわけで、どだい、繁忙期はそれすら選択肢としてまったくないわけでしょう? ちょっと厳しいですね、こういうのは。
正直に言いますが、もし、繁忙期の休日とかあの広いサイトが全て車とキャンパーで埋まるなら、その中で金出してサイト張りたいという人の気持ちがまったく理解できません。 私なら一日1万円もらっても嫌です。
最近のオートキャンプはこういった細かく仕切られたサイトでのキャンプが主流との事ですが、掲示板を除くとこういったオートキャンプでの各キャンパーどうしのマナーへの意識の格差が原因と思われるトラブル、苦情が花盛りです。
「隣のサイトの子供が夜泣きして煩くて寝れなかった。 夜泣きするような子供をキャンプに連れてくるのは非常識だ。」とか、
「隣が学生キャンパーで深夜、隣のヒソヒソ声がずっと続き煩かったとか・・・。」
「子供が自分のサイトを横切って行くのを親は注意しない。 なんて非常識な親だ。」とか・・。
自分の家だろうと、テントだろうと子供の夜泣き、若い人たちが夜すぐに寝ずに友人同士深夜まで語らうだとか、子供が好きな場所走るのだとか・・、 生態として考えると当然なんですよね。
もう、そういうもんなわけで、自分はそういった人たちがいて当然なところにあえているわけで、いちいちマナー違反がどうのこうのなんて考えてると疲れちゃうし、誰が悪いというわけでもないと思うんですよね。
所謂、区画サイト、夏休みとかの繁忙期に行かれる場合は、もう、オートキャンプってそういうもんだと割り切って行くしかないと思います。
もし、そういうのが嫌だったら、オートキャンプ場になんて行かないことだと思います。 特に夏の繁忙期に隣が隣接する区画サイトでの泊まりキャンプなんて絶対に行こうとしたら駄目ですよ。
私は宴会派じゃないしそういうのが嫌ですから絶対にそんなところ自分から進んでは行かないですよ。
こういった時期にキャンプするには焚き火は必須ですね。
その日は11月初旬ですが天気が良かったこともあり、トレーナーの上にマウンテンパーカーを羽織っていれば寒いと言うほどではなかったのですが、イスに座ってじっとしているとなんとなく底冷えしてまいります。 焚き火があると随分違っていたのではないでしょうか ?
子供はこういった渓流を見ることは今年の夏の北海道の層雲峡以来だと思うのですが、彼の大好きな「石」が大きいのから、小さいのまで河原にいくらでも転がっているので早速石収集に取りかかり喜んでいました。
渓流と言っても川幅は比較的大きくとってあり20メートル毎に石で段差を組んでいるので水深は浅く、流れも早くはなく、キャンプサイトには基本的に深みのある淵はありません。 さらに岸の手前は浅くしてあるので大雨で増水といったような状況下で無ければ小さい幼児を連れていても危険な印象はないです。
道志のキャンプ場は有名ですが、渓流沿いのキャンプ場がみなこのような感じだったら、ちょっと目を離したすきに子供が川にはまり流されるなんていう事故は可能性としては非常に低いのではないでしょうか?
川のキャンプというと、この幼児が流されるというのが一番怖いと思っていましたが、神之川キャンプ場はこの点に関してはさすがファミリー向けで良く考えられているという印象です。

