タミヤグランプリへの道 当日
2017年 05月 29日
5/28(日)、お台場のMEGA-WEB・トヨタのショールームで催されたタミヤRCカーグランプリ、ジュニアバギークラスに8歳児の息子が参戦してまいりました。
結果は?
Cメイン、二位。
笑笑
タミヤグランプリのみならずRCカーのレース参戦自体が初めてだった息子。
私は応援・観戦のみでしたが十分に一日楽しめましたよ。
会場は11時から。
首都高三号線上りが道路工事とかで渋滞に巻き込まれ10時45分過ぎくらいに現地到着。
開場待ちでそれなりに長蛇の列となっており、ピットの席取りが危ぶまれる状況?
かと思ったらそれなりになんとかなってしまいました。
ジュニアバギークラスの参戦者は全部で23人。
三分間の周回数を競う予選、第一ヒートと第二ヒートの結果で決勝を競う
中学生が3人、残りは全て小学生、初参加はウチの息子も含めて三人。
二駆のDT-03は三台のみ、残り20台は全て四駆のTT-02Bという当たり前ながら圧倒的に四駆が優勢。
肝心の息子は?
第一ヒート、第二ヒートともに緊張したのかボロボロ。
スタート後の第一左コーナーでいきなり壁に突き刺ささり転倒している息子・・・・。
しかも第一ヒートと第二ヒートの二回とも・・・・。
「他の車と同じスピードでコーナー入ると自分の車だけ曲がり切れない・・・・。」
と言う言い訳でしたが。
DT-03のセッティングは弱アンダーだし、確かに四駆の方が曲がるのは理解できますが、路面はカーペットでフロントのグリップは思いっきり効いてるんですよ。
そんなドアンダーって事はないだろ?
しかも、二駆だから四駆に比べてフリクションが少ないせいか、それとも私の新品モーター慣らしの効果か、果ては新品バッテリーの鮮度が効いたのかストレートは第一ヒート、第二ヒートともにDT-03は最速・・・。
TT-02Bを寄せ付けません。
が、ストレートで他社を抜こうとギリギリまで頑張るからスロットルを戻すのが決定的に遅れてる、スタート直後に限らずストレートではいつも無理しちゃうから他車のクラッシュに巻き込まれたり、巻き込んだり・・・。
うまくストレートを抜けてもストレート・エンドの左コーナーでカーブを曲がりきれずに突き刺さる・・・・。
スピード乗ってるから横転・転倒でマーシャルの補助待ちを繰り返し大幅にタイムロス。
第一ヒート、第二ヒートともにそれを繰り返し、決勝は当然のようにCメイン。
予選後、息子をコースのストレートの終わりまで連れていき「ここでスロットル戻すか、ここでブレーキ掛けろ」と指示して迎えたCメイン・決勝。
嫁さんからも「とにかく落ち着け・・・・」と説教。
スタートかまして第一コーナーを初めてまともにクリアした息子をみましたよ・・・。
3番手で第一コーナーを抜けましたがするすると前車を抜かしてすぐにトップ。
その後も大きな転倒が出ずに中盤までずっとトップ。
決勝は4分間でしたが、3分手前くらいまでずっとうちの息子のDT-03がトップ快走。
でしたが・・・・。
その後、3台くらいが絡み合って転倒。
マーシャルの補助がちょっと遅れたこともありうちの息子は2番手に順位を落としその後追い上げたもののそのまま二番手でフィニッシュ。
同一周回だったから惜しかったねぇー。
とは言っても、ジュニアクラスの決勝Cメインってタミヤが小さいお子さん向けにお情けで開催してくれてるレースなわけで、しかも6台しか参加していないわけですが何故か二位と言う言葉にすっかり気をよくしちゃった息子。
まあ、レースらしき事が出来たので良かったのかなー?
ちなみにジュニアバギークラスは参加車両は二駆のDT-03と四駆のTT-02Bのみに限定。
レース前は四駆のTT-02Bが圧倒的に有利なのかな?
とか思ってましたが、実際、二駆のDT-03の方がストレートは速いし、路面のグリップが効くカーペットなのでカーブでも四駆が特に有利って事でもなかった。
確かにボディーとボディーがぶつかり合う”どつき合い”では四駆の安定感は光ってますが、後は四駆のメリットとか特に感じられない・・・。
っていうか、ジュニアバギークラスはリスクを避けて、
「事故らず、ひっくり返らず遅くても安定して周回を重ねた子が勝ちです。」
予選の出走表見てるとタミヤはジュニアクラスといえども年齢で予選ヒートの組み分けを考えてくれてるんですな。
ちなみに昨日の予選では第一、第二ヒートとも低年齢の子や初出場の子は全て三出走目。
この辺の子達はうちの息子に限らずスタート後の第一コーナーで必ず複数台を巻き込む大クラッシュがマストです。
下手なのにスロットル握っちゃうのでもうあちこちでひっくり返っていてマーシャルの子達はその補助で大忙し。
こういう子らの出走する予選はマシンの速さとかもうほとんど関係無いです。
ひっくり返ったりせずにタイムロスの少ない子が勝つ。
でも、見てると実際、レース中にひっくり返らない子なんていないんですよ。
多いか、少ないかの差だけ。
いかにその回数を減らすか・・・・。
勝つためにはコーナーの手前では慎重にアクセルを戻し、ジャンプでは真っ直ぐに進入してひっくり返ったりしないって事が最優先ですな。
うちの子みたいにストレートいくら速くてもストレートエンドのコーナーで毎回ひっくり返っていたら問題外です。
速さは二の次、いかに落ち着いてミス無く周回重ねられるか・・・。
ですな。
見てて思ったんですが、4分間それを続けるってのは結構難しい。
とくに先行して追われる立場になった4分間は長いですよー!
トップとは同一周回でレース終了。
残念でしたっていう結果になりました。
しかし、決勝の4分間はそれなりレースになっていたのではらはらドキドキでしたよ。
その4分間が長いこと・・・・。
一週目から3分目までずっとトップだったので4分間速く過ぎろって思ってましたがウチの息子も同じ気持ちだったのかな?
レース後に確認すると本人も自分がずっとトップだったことは分かっていたらしい・・・。
3分目にプレッシャーに負けてミスしちゃった。
決勝でトップとった子も快走でしたね。
ジュニアバギーでCメインしか出れない子達って予選ヒート見てると3分間で10周や11周がせいぜい。
それが決勝4分間は二人ともBメイン決勝の下位を超える18周と17周。
Cメイン三位の子がやはり14周でしたから、トップの子とうちの子で引っ張りあったんですな・・・・。
また、どこかで会えるといいね!
こういうのもレースですよね。
しかし面白かったな。